子どもが1歳になりおうち時間を持て余すようになった頃、ベビーくもんの無料お試し体験に行ってきました!結果、わたしは入会せずに別で絵本の定期購読を始めることにしました。
こちらの記事では、わたしが無料体験で感じたメリット・デメリットと、入会しなかった理由についてお伝えします。
- ベビーくもんの特徴
- ベビーくもんとこどもちゃれんじの違い
- ベビーくもん無料お試し体験の流れ
- 入会しなかった理由
- ベビーくもんの代わりになる教材
- ベビーくもんのメリット・デメリット
ベビーくもんとは
ベビーくもんは、60年以上の歴史を持つKUMONが“親子のきずなをはぐくみ、学びの土台をつくる”をコンセプトに、2012年に作った比較的新しい教育サービスです。
絵本やうたぶっく、やりとりぶっくなどのおうちで楽しめる教材を使いながら、親子の「ことばのやりとり」を育んでいきます。
その最大の特徴が、月に1回くもんの先生とふり返りを行う、その名もBaby Kumonタイム。教材の活かし方はもちろん、親の悩みや不安に対してもアドバイスしてくれる時間となっています。
わたしも日々子どもと過ごしていく中で
- コロナ禍でなかなか外出できない
- 今の家での過ごし方で良いのか不安
- 月齢にあわせて何をすべきかわからない
- 絵本を読んでもいまいち反応がない
といった悩みを持つようになったので、ちょうどネットの広告で見かけたベビーくもんに興味を持つようになりました。
当時保育園に落ちて育休延長したこともあり、「自宅保育をより有意義なものにしたい」と考えたこともきっかけのひとつです!
わたしが「ベビーくもん」を検討するにあたり比較したのが、同じく目にする機会の多い「こどもチャレンジ」です。
ベビーくもんとこどもちゃれんじの違い
ベビーくもんとこどもちゃれんじ、2つとも幼児教育としてはお手頃価格なので、わたしのように同時に検討する方は多いのではないでしょうか。
そこで、2つの違いを簡単にまとめてみました!
料金に大きな差はありませんが、力を入れているポイントが異なるため、教材内容は全く違います。
ベビーくもんに向いている人
わたしが思うベビーくもんに向いているのはこんな人です。
- 時間に余裕がある
- 絵本の読み聞かせに力を入れたい
- いずれ公文の教室に通いたい
- 先生から育児のアドバイスをもらいたい
特徴でもあげましたが、ベビーくもんには「先生とのふり返り」があります。
教室が開いているのは基本的に平日の昼間だと思うので、時間に余裕がないと厳しいと思いました。
月1回の面談も自宅で可能とはいえ、仕事をしていると難しいですよね……
また、ふり返りのためにれんらく帳への記載も必要となるので、そういった時間を手間に感じる方、面談自体がプレッシャーになる方にはおすすめできません。
こどもちゃれんじに向いている人
一方、こどもちゃれんじに向いているのはこんな人。
- 仕事をしていて平日は忙しい
- 子どもに生活習慣を身につけさせたい
- いろいろな知育おもちゃが欲しい
- 第三者の介入は特に必要ない
こどもちゃれんじの魅力は、DVDやアプリなどのデジタル教材が充実していること。
夕飯作りなどのすきま時間に利用できるので、必ずしも親と一緒でなくてもかまいません。「親子のやりとり」を重視しているベビーくもんとは、この点が大きく違うのではないかと思います。
ただしDVDだけでなく知育おもちゃもたくさん届くので、収納は大変です!
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当時わたしは育休延長になったばかりだったこと、自粛の毎日で大人との会話に飢えていたこともあり、とりあえずベビーくもんの無料お試し体験に行ってみることにしました!
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無料お試し体験の流れ
無料お試し体験&入会までの流れ
ホームページまたはフリーダイヤルで問合せ
電話もしくはメールフォームで問合せ
ベビーくもんについて話を聞く
※キャンペーン中なら実際に体験する
納得したら入会手続きへ
上記の通り、基本的にベビーくもんの入会はいつからでも可能ですが、わたしは年に4回実施している無料お試しキャンペーンを利用することをおすすめします。
キャンペーンを受けるメリットは、下記の4つ。
- オリジナル教材がもらえる
- 教材の使い方のアドバイスがもらえる
- 実際に自宅で試すことができる(2週間)
- くもんの先生と面談ができる
無理な勧誘はないので、「教材の中身だけ気になるな~」という方でも受けやすいと思います。
また、ベビーくもんは“先生との相性が第一”と言っても過言ではないくらい、先生の対応力に差があります。
実際に体験・面談をして、自分や子どもに合うかどうかチェックしてみてくださいね♩
以下、予約方法と当日の流れをチェックポイントとあわせてご説明します。
Webで近くの教室を予約する
まずは近くの公文教室を探し、Webから予約します。
わたしは自宅から近いところに2つほど教室がありましたが、一方は先生のコメントが掲載されており、もう一方は写真もコメントもありませんでした。
コメントがあると安心できるし、力を入れていそうだなぁと感じたので、わたしはコメントがある先生の教室を予約しました!
- 通うのに苦にならない距離か
- 教室の写真を掲載しているか
- 先生のコメントは掲載しているか
先生と日時の調整をする
Webで予約が完了すると、教室(先生)から電話で連絡がきます。
Webで予約完結できたら楽なのですが、難しいんでしょうね……
教室によって開催している曜日は異なりますが、だいたい1週間前後の日程を案内されると思います。
教室へ行って体験する
予約した日時に直接教室へ向かいます。
体験内容や進め方は先生によって異なると思いますが、わたしの場合は約2時間ほどかかりました!
- ベビーくもんについての説明
- 教材の中身や使い方の説明
- 教室での過ごし方について
- 先生の経験談や育児へのアドバイス
2時間とはいえほどんど雑談に近い内容で、わたしの悩みを丁寧に聞いてもらった、という感じでした(笑)
なお、どの教室も通常の公文式を行っている場所=長机と椅子が並べられているので、赤ちゃん用のスペースはないと思っておいた方が良いと思います。
もし子ども連れで参加する場合は、おむつやおしりふき、飲み物はもちろん、おもちゃなども念のため持って行くと安心かもしれません。
- 教室の清潔感はどうか
- 子どもへの対応は安心できるか
- 先生との相性は良さそうか
- 教材は使いこなせそうか
自宅で教材を試し、ふり返りをする
本来であれば「おうちで教材を使用(2週間)→ふり返り(Baby Kumonタイム)」という流れになると思うのですが、わたしは体験中に入会しないことに決めたので、ふり返りはしていません。
なぜ入会しなかったかというと、まさかの先生がおすすめしないと言ったからです!笑
次で詳しくご説明します。
入会しなかった理由|体験レビュー
体験の最初に、わたしがベビーくもんに興味を持ったきっかけが「よみきかせえほん」であると先生に伝えたところ、「絵本や教材だけで月2,200円は高いと思う」と言われました!
勧誘されるどころかそんなこと言われるなんて、びっくりですよね!笑
先生がわたしにおすすめしないと言ったのは、主に下記の3点が理由です。
- 絵本が月齢に合っていない
- 先生との対話を重要視していない
- 教材目当てだとコスパが悪い
絵本が月齢に合っていない
例えば、無料でもらえる絵本『まだかな まだかな』(画像左上)。
1日の流れをストーリー仕立てに紹介している可愛らしい絵本ですが、先生の体験を踏まえると「0~1歳児にはストーリー性よりも擬音語や擬態語が楽しめる絵本の方がおすすめ」ということでした。
また、カバーはハードカバーで丈夫なのですが、ボードブックではないので中身は普通の薄い紙です。
わが子のように、何でも舐めたりかじったりする子には少し扱いづらいかもしれません。
さらに、絵本は毎月子ども向けのよみきかせえほんが配布されるわけではなく、1年のうち3回はママえほんが配布されます。
わたしは保護者向けのえほんは求めていなかったので、少しがっかりしてしまいました。
先生との対話を重要視していない
「絵本の読み聞かせを頑張りたい」と言うわたしに先生が紹介してくれたのが、くもんが運営するアプリ「ミーテ」です。
▼うたと絵本の記録アプリ「ミーテ」
使い方は簡単で、最初に絵本の登録をしてしまえば、画像を押すだけで読んだ回数やそのときの子どもの反応を記録できるようになっています。
記録アプリとしてだけでなく、子育てに役立つ絵本がテーマ別に紹介されていたり、作家さんのインタビューがあったりと、絵本を楽しむための情報が満載です!
わたしは絶対に先生からアドバイスが欲しい!という考えではなかったので、わざわざ先生とふり返りまでしなくても、アプリに記録するだけで充分そうだと感じました。
アプリはもちろん無料で使えるので、読み聞かせの回数をカウントすることで自分のモチベーションUPにつなげられます♩
教材目当てだとコスパが悪い
教材だけだと割高に感じていた先生が、これまでベビーくもんのメリットに考えていたのは、教室を交流の場として使えることだったそう。
実はわたしが無料体験に行った教室、コロナ禍になる前はふり返りの日に親同士が会えるよう、教室を交流の場として提供していたそうです。
それがこのご時世で叶わなくなってしまったので、教材費+先生と親子だけのコミュニケーション代に月2,200円はもったいないのでは?ということでした。
確かに、うたぶっく&CDも市販のもので代用できますもんね……
わたしのように先生との対話を目的にしていないのであれば、こどもちゃれんじの教材の方が圧倒的にコスパは良いです。
ここまで先生の話を聞いて、くもんの1番の魅力はやっぱり「対面」することなんだな~と感じました!
以上の3点から、わたしにベビーくもんはおすすめできない、という話でしたが、ベビーくもんの代わりとなる教材や「質の良い絵本」も教えてもらいました!
ベビーくもんの代わりになる教材3選
以下、先生が教えてくれた教材をご紹介します!
童謡CD
くもんで童謡というと、「くもんのうた200えほん」が人気ですよね!
先生からは特にこちらの商品は勧められず、ベビーくもんの代わりで考えるのであれば合計100曲収録しているCDであればなんでも良い、ということでした!
とはいえ、公文式幼児教育の標語の1つにあるのは“うた200 読み聞かせ1万 賢い子”というもの。
長い目で見るとうた200えほんの方がコスパが良さそうです!
わたしはAmazonプライムに入会しているので、とりあえずプライム会員が聞ける童謡をかけ流すことにしました~
くもんカード
知育教材として有名なくもんカード。たくさん種類がありますが、どれも国語力を鍛えるのに効果的だそう。
例えば人気の漢字カードは、驚きの対象年齢0歳から!
というのも、乳幼児期はひらがなより漢字の方が覚えやすいから。
漢字の形を実物や絵と関連づけて覚えるんだそうです!
また、俳句カードを使っていた先生のお子さんは、当時普通に暮らしていたら出てこないであろう表現を使って話すことがあったそう!
先生曰く「ベビーくもんに入会しなくても買える教材だから、気に入ったものを個別で購入すると良いよ」ということでした!
こどものとも0.1.2.
わたしが1番おすすめしたいのが絵本の定期購読!
それが福音館書店の月刊誌『こどものとも0.1.2.』です。
わが子にはベビーくもんの絵本より合うと先生におすすめしてもらったので、その日に資料請求をし、その後申込みしました!
今までは絵本を読んでもあまり反応がなく読み聞かせのモチベーションが下がっていたのですが、こちらの絵本はよく笑ってくれるので、わたしも読んでいてとっても楽しいです♩
\ 10ヶ月~2歳向け!赤ちゃんに語りかける絵本とは?/
>>福音館の月刊絵本『こどものとも0.1.2.』の魅力ついて、詳しくは別記事「【絵本の定期購読】月590円!福音館『こどものとも0.1.2.』がおすすめの理由」でまとめています。
まとめ
もともと絵本の読み聞かせに力を入れたいと考えていたこともあり、こどもちゃれんじより先に興味を持ったベビーくもん。
実際に体験することで感じたメリット・デメリットがこちらです。
- 自分で教材を探さなくても良い
- 先生と月1回コミュニケーションがとれる
- 公文の教室に通う前の学ぶ土台ができる
- 先生と相性が悪いと続けられない
- 教材費だけでみるとコスパは悪い
- 手間のわりに効果が見えづらい
自宅での有意義な過ごし方と絵本が目当てだったわたしにとって、ベビーくもんの教材は割高に感じたため、入会を見送りました。
しかし、絵本やうただけでなく普段の子どもとのやり取りにも悩んでいる方、教室に行くことでモチベーションが上がる方、習い事や公文へ通う土台作りがしたい方には楽しめるサービスだと思います。
改めてベビーくもんは、以下のような方におすすめです!
- 時間に余裕がある
- 絵本やうただけでなく親子のふれあい遊びも重視したい
- いずれ公文の教室に通いたい
- 先生やくもんに通う人たちと交流したい
\ 次回の無料お試しは7~8月開催!/
以上、ベビーくもんの無料体験レビューでした!無料体験を検討している方、入会を迷っている方の参考になれば幸いです☺︎
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