離乳食で新しい食材を試すたびに気になったのが、離乳食に向いているのはどのメーカーの商品なのか?ということ。
例えば食パンをあげるにしても、たくさんあってどれを選べばいいのかわかりませんよね……。
添加物が少ないものが良いんだろうな~とは思うものの、あまり高いものは続けられないし、できればスーパーで気軽に買えるものが良い!
調べてみると、市販のなかでも離乳食に使いやすい商品があることがわかったので、まとめることにしました!
こちらの記事では、離乳食初期から使う「パン」「豆腐」「ヨーグルト」「チーズ」「ツナ缶」5品の中から、おすすめのメーカー品をご紹介します。
- パン(食パン・ロールパン)
- 豆腐
- ヨーグルト
- チーズ
- ツナ缶
選び方のポイントもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考アプリについて
記事内で紹介している食材の選び方や与える目安の月齢については、主に「ステップ離乳食」という無料アプリを参考にしています。
▼栄養士監修の食材リストが便利なステップ離乳食
赤ちゃんの成長に合わせて食べられる食材が一目でわかり、食べた食材も簡単に記録することができるので、初期~後期までかなり活用しました!
他にも豊富な機能が備わっているので、これから離乳食をスタートさせる方におすすめです♩
- 離乳食のはじめ方や進め方
- 離乳食スケジュール(初期~中期)
- 食べていいもの・ダメなもの
- 食材の調理法や食べさせ方
- 食べた食材の好き・嫌い管理
- お悩みQ&A
わたしは食べられる食材をどんどん増やして達成感を味わうタイプだったので、「食べたよ!履歴」を見るのが楽しかったです。笑
それでは、以下おすすめのメーカー品のご紹介です!
パン
パンを選ぶときのポイントは主に5つあります。
- 国産小麦かどうか
- 添加物(イーストフードや乳化剤)不使用
- 卵、はちみつ不使用
- マーガリンを使っているか
- ショートニングを使っているか
これらの条件に合うパンをご紹介します!
超熟 国産小麦|Pasco
“余計なものは入れない”でおなじみパスコの超熟。
こちらは国産小麦の小麦粉を100%使用したこだわりの食パンです!
その分お値段は高く、お店によっては取り扱いがないことも……。
またマーガリンではなくバターを使っているので、脂質は高めです。
小麦粉(国内製造)、砂糖、バター、パン酵母、米粉、発酵種、食塩、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)
超熟|Pasco
国産小麦「ゆめちから」の小麦粉を3%使用した無添加食パン。
先に紹介した国産小麦より価格も安く、だいたいどこにでも売っていることから多くのママから支持を集めています。
ただしマーガリンが入っているので気になる方はご注意!
わが子には最初から超熟をあげましたが、問題なく食べていましたよ♩
小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)
国産小麦の金の食パン|セブンイレブン
「超熟国産小麦」同様価格は高めですが、マーガリン・ショートニング不使用かつ国産小麦100%使用で離乳食にもぴったりの食パン。
セブンイレブンの金シリーズは美味しくて人気ですよね♩
ただし4枚or2枚の厚切りでしか売られていないので、赤ちゃんにあげるときは量にご注意ください。
小麦粉(国内製造)、砂糖、クリーム(乳製品)、バター、発酵種、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)
Free From パン・ド・ミ|トップバリュ
大手スーパーイオンのプライベートブランド<トップバリュ>の商品で、マーガリンやバターではなくオリーブオイルを使用したシンプルな食パン。
国産小麦ではなさそうですが、フランスパンに使う小麦をブレンドしており、トーストするとカリッもちっとした食感になります♩
個人的には生だとパサパサした印象があったので、サンドイッチなどの生食よりはパンがゆやフレンチトーストで使うのがおすすめ!
小麦粉(国内製造)、砂糖、オリーブ油、食塩、パン酵母、発酵風味料(小麦・乳成分を含む)、小麦たん白
超熟ロール|Pasco
超熟がそのままロールパンに!脂質が高いロールパンは離乳食後期(9〜11ヶ月)からを推奨されていますが、中の白い部分だけを取り出してパンがゆにすれば初期(5〜6ヶ月)からも使えます。
わたしは食パンのパンの耳を取るのが面倒になったので(笑)、中期(7〜8ヶ月)頃からロールパンを使うようになりました!
慣れてからはパンがゆにしなくても小さくちぎれば食べてくれるので、慌ただしい朝に助かります!
小麦粉(国内製造)、砂糖、乳等を主要原料とする食品、マーガリン、でんぷん、バター、パン酵母、加工油脂、食塩、小麦たんぱく、醸造酢、米粉、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
米粉のロール|Pasco
国産小麦の小麦粉と新潟県産米の米粉をブレンドした、もちもち食感が魅力のロールパン。
パンがゆに使うのはもちろん、トーストしてもサンドイッチにしても美味しく、様々にアレンジできるのが魅力♩
ただし原材料に卵が入っているので、アレルギーの有無を確認してからあげましょう。
パスコの国産小麦シリーズは、どれも国産小麦100%使用なのが嬉しいですね!
米粉(国内製造)、小麦粉、水あめ、小麦たんぱく、ショートニング、糖類、卵、パン酵母、食塩、醸造酢、乳等を主要原料とする食品、モルトエキス、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆を含む)
▼パスコのサイトにはパンの離乳食レシピがありますよ♩
豆腐
豆腐を選ぶときのポイントは主に4つあります。
- 絹豆腐かどうか
- 消泡剤不使用
- 国産大豆を使用しているか
- 凝固剤はにがりを使用しているか
これらの条件に合う豆腐をご紹介します!
豆皿豆腐 35g×8|男前豆腐店
「ケンちゃん」シリーズでおなじみの男前豆腐店が出している豆皿豆腐。
離乳食初期から重宝する豆腐ですが、最初は少量しか使わないので大きい豆腐だと残りが余ってしまいます。
豆皿豆腐なら35gずつ分かれているので、無駄なく使うことができて便利ですよ!
わたしは普段イオンで買い物をしているのですが、残念ながら最寄りの店舗には売っていないので、コープ宅配で購入していました!
ただし、こちらの商品は「ケンちゃん」シリーズと異なり国産大豆ではないので、気になる方はご注意ください。
大豆(遺伝子組み換えでない)/凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム)
京の石畳 50g×9|男前豆腐店
わたしがもっぱら購入しているのがこちら!
先に紹介した豆皿豆腐とおなじ男前豆腐店のものですが、こちらは容量が増えて50gずつとなっています。
初期には使い切るのは難しいと思いますが、北海道産大豆を使用しており、いつでもスーパーに置いてあるので重宝しています。
冷凍豆腐もコープ宅配で時々購入していますが、やっぱり豆腐は生の方が美味しい気がします~
大豆(北海道産)(遺伝子組み換えでない)/凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム)
>>冷凍豆腐などの離乳食作りに便利なコープ商品についてはこちら
ヨーグルト
ヨーグルトを選ぶときのポイントは主に3つあります。
- 無添加(生乳のみor乳製品のみ)
- プレーン(砂糖不使用)
- はちみつ不使用
これらの条件に合うヨーグルトをご紹介します!
ベビーダノン|ダノン
6ヶ月頃からの赤ちゃんのためのヨーグルト。香料、着色料、人工甘味料不使用ではじめてのヨーグルトにぴったりです!
スプーンをななめにしても落ちにくい固さなので、子どものスプーン練習時にもおすすめ!
ただし増粘多糖類が入っていること、さらにプレーン以外の3種類は2層仕立てのソースに砂糖が含まれているので、あげすぎないよう注意が必要です。
生乳、乳製品、乳たんぱく、でんぷん、乳糖/増粘多糖類、ピロリン酸第二鉄、酸味料、ビタミンD、(一部に乳成分を含む)
小岩井100%生乳ヨーグルト|小岩井乳業
生乳だけを発酵させたまさに「生」なヨーグルト!
大人が食べてももちろん美味しい♡
酸味が少ないので、赤ちゃんにも食べやすい味だと思います。
なめらかさがウリですが、ベビーダノンと比べるとかなり柔らかくスプーンからはこぼれ落ちてしまうので、食べさせるときは要注意。
生乳(国産)
明治ブルガリアヨーグルト|meiji
ヨーグルトと言えばブルガリアヨーグルトという方も多いはず!
整腸作用に優れたLB81菌がおなかの調子を良好に保ちます。
先に紹介したヨーグルトより酸味があるので単体だと苦手な場合もありますが、シンプルな味は果物や野菜とあわせやすく、どんな料理にも使いやすいのが魅力です♩
生乳、乳製品
ナチュレ 恵 megumi|雪印メグミルク
腸内環境の改善に役立つガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株を使用したプレーンヨーグルト。
個人的にはブルガリアよりは酸味が落ち着いている印象です。
スーパーでは価格も同じくらいなので、いつも安売りしている方を購入しています!
生乳(国産)、乳製品
ビヒタスプレーンヨーグルト|森永乳業
おなかの調子を整えるビフィズス菌BB536を配合したプレーンヨーグルト。
“酸味を抑えたまろやかな味わい”と公式でうたっていますが、個人的にはブルガリアと同じくらいの酸味を感じました~
また、ベビーダノンほどではないものの固さがある印象なので、スプーン練習時にはいいかもしれません。
生乳、乳製品
生乳100% プレーンヨーグルト|トップバリュ
<トップバリュ>では、リーズナブルな価格の北海道生乳100%のヨーグルトも売られています!
こちらは他のヨーグルトよりなめらかで、先に紹介した「小岩井 生乳100%ヨーグルト」とかなり近い食感ですよ♩
近くにイオンがある方は、ぜひ食べてみてください♡
生乳
チーズ
チーズを選ぶときのポイントは主に3つあります。
- セルロース不使用
- 乳化剤を使っているか
- ナチュラルチーズかプロセスチーズか
月齢が進めば粉チーズでよく見るパルメザンチーズ、後期(9~11ヶ月)からはクリームチーズやプロセスチーズもOKとされていますが、基本的には塩分や脂肪分が少ないナチュラルチーズが推奨されていますよ!
これらの条件に合うチーズをご紹介します!
雪印北海道100 カッテージチーズ うらごしタイプ|雪印メグミルク
塩分と脂肪分が少なく、はじめてのチーズに最適と言われるカッテージチーズ。
雪印のカッテージチーズは最初からうらごしされているので、ざらざらした食感が苦手な赤ちゃんでも食べやすいはず。
ちなみに、うらごしされていない青色パッケージの商品はそぼろ状になっています。
わが家は最初からそぼろ状タイプをあげましたが、のどに引っ掛かるようで度々吐きそうになっていました(汗)
生乳(北海道産)、食塩/保存料(ソルビン酸K)
なお、カッテージチーズは牛乳とレモン汁などで手作りすることも可能です!
塩分とコスパを考えるなら手作りが一番ですね♩
クラフト 100%パルメザンチーズ|森永乳業
粉チーズといえばクラフトの緑パッケージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
パルメザンチーズは塩分も脂肪分も多いので、風味付け程度であれば中期から使用OK!
他の粉チーズより原材料がシンプルで無添加なので、離乳食にも使いやすいと思います。
生乳、食塩
キリ クリームチーズ|ベル
野菜や果物と和えたり、ご飯と混ぜてリゾットにしたりと、意外と使えるクリームチーズ!
ただし脂肪分が多いため、1回あたりの目安量は15g程度とあくまで少量です。
キリのクリームチーズは乳化剤も入っているプロセスチーズですが、なめらかな食感で子どもでも食べやすいのが魅力♩
また加熱処理されているのでそのままあげることができ、個包装タイプ(18gずつ)なのも便利です!
生乳、クリーム、乳たん白、食塩、乳清ミネラル/乳化剤、pH調整剤、
(一部に乳成分を含む)
ツナ缶
ツナ缶を選ぶときのポイントは主に3つあります。
- 無添加
- ノンオイル(水煮)
- 食塩不使用
これらの条件に合うツナ缶をご紹介します!
まぐろと天然水だけのシーチキン純|はごろもフーズ
離乳食におすすめのツナ缶がはごろもフーズの「シーチキン純」。
無添加・ノンオイル・食塩不使用なのはもちろん、細かいフレーク状になっているので赤ちゃんも食べやすい大きさです。
さらに容器も開けやすい「やさし〜る缶」。
こだわりいっぱいでお値段は少々高めですが、離乳食作りにはもってこいのお品です!
きはだまぐろ(中西部太平洋、インドネシア近海、インド洋)
ライトツナ スーパーノンオイル|いなば食品
きはだまぐろを野菜スープとミネラルウォーターだけで仕上げた食塩無添加のツナ缶。
野菜スープは入っていますが、化学調味料不使用で離乳食にも使えます!
先に紹介した「シーチキン純」はお高めなので、子どもがツナに慣れてきたらこちらの方がコスパが良いかな~と思います!
きはだまぐろ、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター
以上、離乳食におすすめのメーカー品でした!離乳食作りの参考になれば幸いです☺︎
▼お買い得情報は「シュフー」でチェック♩
コメント