離乳食を始めた5ヶ月半頃〜9ヶ月頃まで、椅子の代わりにバウンサーを使っていたわが家。正しい姿勢で食事に集中してもらうため、3回食になる前にハイチェアを購入することにしました。
そこで選んだのが、北欧ブランド「Liender(リエンダー)」のハイチェア!
この記事では、並行輸入品のリエンダーハイチェアのメリットデメリットについてご紹介します。
- リエンダーハイチェアの特徴
- STOKKEトリップ トラップとの違い
- 大和屋すくすくチェアとの違い
- 日本正規品との違い
- 並行輸入品のメリットデメリット
お気に入りのハイチェアを使えば、子どもと楽しい食卓を過ごすことができますよ♡
どのハイチェアを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
リエンダーハイチェアの特徴
デンマーク王室ご用達として有名な北欧ブランドリエンダー社。子どものための機能的な家具を生み出しており、ハイチェアにもその優れた技術とデザインが反映されています。
例えば、ハイチェア最大の特徴とも言えるボディのなめらかな曲線は、子どもの動きを吸収し、快適な座り心地を目指したゆえのもの。
ハの字に伸びた細い足も安定感を生み出し、足をぶつけにくいよう工夫されたものです。
おしゃれな見た目のためじゃないんですね!
その他にあげられる特徴としては
- 0歳から使える
- 125kgまで耐えられる
- 座面、足置き台が調整可能
といった点も人気のポイントです。
わたしたちの希望としては
- ダイニングテーブルで一緒に食事を取りたい
- 調整できる足置きが欲しい
- インテリアに馴染む木製のものが良い
と考えていたので、リエンダー、ストッケ、大和屋の3社が候補にあがりました!
ストッケとリエンダーを比較
おしゃれなハイチェアと言えば、リエンダーと同じ北欧ブランド STOKKE(ストッケ)のハイチェア「トリップ トラップ」が有名です。
トリップ トラップの特徴としては
- 座板と足のせ板は奥行きも高さも調整可能
- 木材はブナ、オーク、アッシュから選べる
- ブナ材だけでも12色とカラーが豊富
という点があげられます。
基本的な機能はリエンダーと似ていますが、大きな違いはトリップトラップの座板なら奥行きまで調整できるということ!
耐荷重もあって長く使えるのは魅力的でしたが、やはり気になったのが価格。
▼本体+ベビーセット
生後6ヶ月から使うにはベビーセットが必要となりますが、本体と合わせると4万円ほどかかります。
それに加えて足がしっかりしている反面、狭い我が家ではいろいろなところでぶつけそうだなぁと思いました(汗)
大和屋とリエンダーを比較
一方、安心の日本メーカーで比較的安価と人気なのが、大和屋の「すくすくチェア」。
すくすくチェアシリーズには、幅が6cmスリムな「すくすくチェア スリムプラス」もありますが、リエンダーやトリップトラップのような大人まで使えるのは「すくすくチェア プラス」のため、今回は後者と比較しました。
すくすくチェア プラスの特徴としては
- 座板の高さは6段階で調整可能
- 奥行きも前後に位置調整できる
- 転落防止ガードの取り外しは工具不要
- 木目調~マットなものまで6色展開
という点があげられます。
耐荷重はリエンダーやトリップトラップより小さいのですが、
- 座板が高さだけでなく奥行きも調整できる
- テーブルの付け外しやガードの設置が簡単にできる
など、使いやすさにこだわって作られているのが魅力です!
ただ、上記2社と比べるとデザイン性は見劣りするかもしれません。
▼本体+テーブル&ガイドはこちら
トリップトラップの半額程度で買えると思うと、心揺れますよね……。
レビューを見ていると、組み立てはなかなか大変のようです。
わが家がリエンダーに決めた理由
3社の候補を比較検討した結果、わたしたちが決めたのがリエンダーです!
決め手となったのは以下3つのポイント。
- 座面と足置き台が12段階で調整可能
- テーブルと同じウォールナット色がある
- 並行輸入品ならトリップ トラップほど高くない
今回ハイチェアを購入する目的は「しっかり足が着いて良い姿勢で食べさせること」なので、3社とも足置き台が簡単に調整できる点が魅力でした。
ただ、わが家のダイニングテーブルがウォールナットなので、この質感に合わせようと思うとすくすくチェア プラスは少しテイストが異なったため、除外。
一番ネックになっていたのは価格面で、リエンダーもトリップ トラップと同様セーフティーバーと本体を合わせると4万円を超える価格なのですが、並行輸入品だと2万円台で購入できたんです!
最終的にトリップ トラップとリエンダーのデザインを比較した結果、夫とわたしの好みがリエンダーで一致したので、リエンダーに決定しました!
日本正規品と並行輸入品の違い
並行輸入品は、正規輸入品と流通ルートが異なりお安く買えるのがメリットです。ただし「並行輸入品の方が安い」と聞くと、気になるのが安全性。
そこで、日本正規品との違いをまとめてみました!
日本正規品との主な違いは以下の5点。
- 日本の安全基準をクリアしているか
- 保証が8年あるかないか
- 日本語の取扱説明書の有無
- セーフティーバーの構造
- 正規品は日本限定カラーがある
次で詳しく見ていきます!
正規品は日本の安全基準をクリアしている
正規品は厳正な日本の品質検査を満たしているため、並行輸入品より安全性が高いのが魅力です。
正規品シールが目印です!
ただし、並行輸入品が安全ではない、ということではないので、わたしたちはあまり気にしませんでした。
正規品は8年間保証&日本語説明書がある
並行輸入品は何の保証もついていません(※)が、正規品はなんと8年の保証付き!
(※)販売店によっては2~3年の保証付きタイプもありますが、8年もの期間保証してくれるのは正規品のみです
説明書も日本語なので、組み立て方法や取り扱いについて確認するときも分かりやすいと思います。
保証がないのは少し不安でしたが、わたしたちは「そうそう壊れることはないだろう」と判断して購入に踏み切りましたよ!
セーフティーバーはより安全なものに
写真を見ていただいたら分かる通り、日本正規品(右写真)には出っ張りがなく、シンプルな構造になっています。
日本の安全基準の高さがうかがえますね!
とはいえこの出っ張りが子どもの怪我に繋がったことはありませんので、ご安心ください♩
正規品は限定カラー【チェリー】が選べる
日本正規品には、限定カラーのチェリーがあります。
日本の家具の色に合わせて作られたのでしょうか?おしゃれなカラーですよね!
わが家の家具はダイニングテーブルを中心にウォールナットを選んでいたので、最初からウォールナット一択でした!
アウトレット品は?
「リエンダー アウトレット」で調べると、いくつかアウトレット品がヒットすることがあります。
このアウトレット品は、並行輸入品とは別物です。
「展示品商品」だったり「訳あり」だったり、販売店舗によって商品の状態は異なりますので、アウトレット=並行輸入品と思わないようにしましょう!
正規品も検討しましたが、わたしたちは価格を重視して並行輸入品の本体+セーフティーバーを購入しましたよ!
▼並行輸入品(本体)は現在品切れで、訳あり商品があります
▼並行輸入品(セーフティーバー)は在庫あり!
▼正規品(本体+セーフティーバーのセット)はこちら
リエンダーハイチェアのデメリット
日本正規品は高い
先ほどもお伝えしたように、日本正規品の本体は3万4,100円、セーフティバーは9,350円。セットで購入しようとすると4万3,450円ほどになります。
1万円以下で買えるハイチェアもあることを考えると、やはり高額かなと思います。
それでもデザイン性、機能面を考えるとやっぱりリエンダーを選んで良かったと思います!
取り扱い店舗が少ない
トリップ トラップは百貨店で、すくすくチェアは大手ベビー用品店で見かけることが多いのですが、リエンダーの取り扱い店舗は全国的にも少ないです。
本当は購入する前に子どもを実際に座らせて検討したかったのですが、それができないのが難点でした。
米粒やパンくずが入りやすい
リエンダーのハイチェアは組み立て式ということもあり、どうしても椅子の間に隙間が生じてしまいます。
その結果、子どもが食べた米粒やパンくずといった細かな食べかすが隙間に落ちて汚れがちです……。
以下、食べかすが入りやすい隙間部分の写真です。
気付いたらこの隙間に食べかすがたまってる……!
ただ、座板や足置き台が調整できる=組み立て式のことがほとんどだと思いますので、どのハイチェアでも隙間に汚れがたまるのはある程度仕方がないことかもしれません。
リエンダーハイチェアのメリット
おしゃれで機能的
これは言わずもがなですが、やっぱり見ていて飽きのこない曲線美にほれぼれします!
この椅子に座ってご飯を食べている子どもを見たら「かわいい~!」ってなりますし、一緒に並んでご飯を食べられるのも幸せです。
隙間に食べかすはたまるけど、爪楊枝のような細い棒で掃除すれば良いし、座板の調整をする際に一緒にメンテナンスすれば良いや~!と思ってあまり気にしないようになりました。笑
大人まで使用できる一生モノ
荷耐重125kgで大人になっても使える!と公式でもうたっているように、長く使えるのはやっぱり魅力です。
ただし、座板(足置き台)の大きさを考えると正直大人が使うのには無理があると思います。
これはどのメーカーでも言えると思いますが、大人になってハイチェア、わざわざ使いませんよね?
なので、あくまでも“大人でも座れるくらい丈夫な品質”という認識で、6ヶ月~10歳頃(小学校入学前後)まできちんと使えれば十分なのかなぁ、と個人的には考えています。
もちろん長く使えるに越したことはないので、子どもが嫌がるまでは座らせたいと思います!笑
本体が軽く持ち運びしやすい
何といっても軽い!
木製なのに片手で持ち上げられる重さなので、掃除のときにとっても便利です!
子どものご飯って本当に床がひどいことになるので(椅子の隙間に米粒パンくずが入ることなんてどうってことないレベル)、常に掃除機かけたり床を拭いたりしていて、椅子を持ち上げることって何かと多いんですよね。
購入時に見た5.1kgというデータだけだといまいち重さがピンと来なかったのですが、女性1人でクイックルワイパー片手に掃除しながら持ち上げられる重さと思ってもらえればOKです!
購入前は「まぁ軽い方が良いよね」程度に考えていましたが、今は軽いリエンダーに決めて良かった!と思っています。
掃除があまり好きではないズボラさんは特に!椅子を動かすのが億劫にならない軽さは重要です!
よくある質問
以下、リエンダーを購入する前によく見る質問について、わたしなりに回答してみました!
購入を迷っている方の参考になれば幸いです♩
足はぶつかる?
いろんなところに足をぶつけてアザを作っているわたしですが、リエンダーの足がぶつかったことはありません!笑
トリップ トラップより足が長いのでぶつけやすい、と口コミしている方もいるのですが、わたしはぶつけたことがないので置き場所によるかもしれません。
また、子どもが走り回って軽く頭をぶつけたことはあるのですが、丸みを帯びた足なので幸い大きな怪我にはつながっていません。
座らせにくい?
最初はうまく座らせられず子どもも泣いて嫌がっていましたが、2日後には慣れてケロッとしていましたよ♩
上手に座らせるコツは、前から座らせるのではなく後ろ(背板側)から足をすべらせるようにすること!
- 後ろから子どもを抱っこする
- 持ち上げて子どもの足をセーフティーバーの間に入れる
- そのまますべらせて椅子に座らせる
反対に椅子から降ろすときは、背板側から抱っこするように引っ張り出してあげると簡単に抜けられますよ~!
転倒の心配はない?
購入当初はこんなに細い足で本当に大丈夫?と思ったのですが、まったく問題ないです!
“子どもの動きを吸収する構造”と言われても、暴れたらやっぱり危ないのでは?とちょっとビビってましたが、ヒヤッとしたことすら一度もないです!
「疑ってごめんなさい」という気持ちになりました。笑
子どもが抜け出したりしない?
ベビーカーからしょっちゅう抜け出そうとしてひっくり返っているわが子ですが、ハイチェアから抜け出したことはありません!
ただし、これはもちろんセーフティーバー(レザーベルト付き)があってこそ。
安全に使うためにも、必ず対象年齢に合わせてセーフティーバー(※)は用意しておきましょう!
(※)ちなみにオプションとしてはわが家はセーフティーバーのみ購入し、クッションとテーブルは購入していません
その他、使用感など気になることがあれば気軽にコメントで聞いてくださいね♩
【まとめ】リエンダーはおしゃれなだけじゃない、使いやすいハイチェアです!
これまでリエンダーハイチェアの魅力をご紹介してきましたが、改めて並行輸入品のメリット・デメリットをまとめる以下の通りです。
- デザイン性が高く機能面も問題なし
- 日本正規品より安く購入できる
- セーフティーバー以外は見た目も同じ
- 店舗によっては保証が皆無
- セーフティーバーの形が違う
- 欲しいときに在庫がないことがある
以上、並行輸入品のリエンダーハイチェアのメリットデメリット、日本正規品との違いをご紹介しました!
わたしのときはタイミングよく並行輸入品が売られていて欲しいカラーもあったのですが、最近は残念ながらあまり売られていないようです……。
ただ、今回ご紹介しているメリットデメリットは価格以外は正規品でもすべて同じことが言えるので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
毎日使うものなので、妥協せずにお気に入りのハイチェアを購入して本当に良かったです♡
この記事がハイチェア購入を検討している方の参考になれば幸いです♩
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